丹波路を快走する特急こうのとり福知山線を経由して新大阪駅と豊岡駅・城崎温泉駅を結ぶ特急列車

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特急こうのとり

特急こうのとり

JR特急こうのとり 歴史

287系電車(287けいでんしゃ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の直流特急形車両である。
特急「はしだて」や「きのさき」、「こうのとり」、「まいづる」(2011年3月11日までは「北近畿」)などの「北近畿ビッグXネットワーク」で運用されている183系老朽化にともなう置き換え用として、4両編成7本(28両)と3両編成6本(18両)の計46両を約80億円をかけて導入することが発表され、2011年3月12日のダイヤ改正から運転を開始した。

また、南紀方面の特急「くろしお」用として、6両編成6本(36両)と、3両編成5本(15両)の計51両も製造が発表され、2012年3月17日のダイヤ改正から営業運転を開始した。

車両の製造は川崎重工業・近畿車輛が担当した。

【特急こうのとりの車両の歴史】
【登場時:2011年3月12日】特急北近畿号からの愛称変更による

●運転区間:新大阪~福知山・豊岡・城崎温泉
【2012年6月1日改正】183系の3往復を381系に置換。
【2013年3月16日改正】183系をすべて381系に置換。
【2015年3月14日改正】14往復に。
【同年10月31日】289系投入。381系だった7往復を289系に置き換え。国鉄型の消滅。
【2016年3月26日改正】289系12往復、287系2往復に変更。
【2018年3月17日改正】こうのとり専用となっていた289系が「きのさき」「はしだて」の運用に再び就き、289系こうのとりの運転が9往復に。残り5往復は287系に。

JR特急こうのとり 運行区分

特急こうのとり
東海道線 新大阪~大阪駅
福知山線 大阪駅~福知山駅
山陰本線 福知山線~城崎温泉駅
列車は287系電車と289系電車の2タイプの車両で運転され、新大阪駅発が8~12時台の列車は城崎温泉行き、13~22時台の列車は福知山行き(1本は豊岡行き・1本は金・土曜・休日運転の城崎温泉行き)となります。

特急こうのとり 車両編成

特急 こうのとり 19号 2号

特急こうのとり
土曜・休日は4両編成(1~4号車)で運転します。

特急こうのとり 5号18号

特急こうのとり
7両編成で運転する日があります。

こうのとり 1・3・9・15・17・21・23・27号
4・10・12・14・20・22・24・28号

特急こうのとり
7両編成で運転する日があります。

こうのとり 11号 8号

特急こうのとり

JR特急こうのとりの資料車両形式

特急こうのとり(287系)
特急こうのとり(289系)

JR特急こうのとりの停車駅

特急こうのとりは北近畿(山陰)方面へ向かう特急列車として運転している車両です。
特急こうのとりの停車駅名路線図です。特急こうのとりの乗換路線や停車駅周辺の観光、時刻表が確認できます。
特急こうのとりは主に新大阪駅〜城崎温泉駅間、計12往復。
特急こうのとり停車駅一覧。

JR特急こうのとりに安く乗る切符4つ方法

特急きのさきに格安に乗れる切符としては、

J-WESTチケットレス
eチケットレス特急券
チケットレス特急券
eきっぷ
の4つがあります。

そこで、これらの切符を「値段」と「購入方法」「発売条件」の3つの観点から比較していきます。

JR特急こうのとりの値段

特急こうのとりJR新大阪駅⇔JR城崎温泉駅での特急料金を比較します。
普通車指定席

通常のきっぷ 指定席 5,610円
eチケットレス特急券 指定席 5,940円
チケットレス特急券 指定席 5,500円

これらの中で、ダントツに安いのが『J-WESTチケットレス』です。
その次に『eきっぷ』『eチケットレス特急券』が安く、『チケットレス特急券』、最後に通常のきっぷの指定席という順となります。

JR特急こうのとり切符発売条件

切符の発売条件は色々ありますが、特に注目すべきこの4点から見ていきます。

・発売日
・チケットレス乗車
・予約変更
・発売対象

【特急こうのとり切符 発売日】

乗車日の何日前に、切符が購入できるかというものです。

通常の特急券 1か月前~当日
eチケットレス特急券 1か月前~当日
eきっぷ 1か月前~当日
J-WESTチケットレス 前日・当日
チケットレス特急券 1か月前~当日

J-WESTチケットレスは前日・当日しか購入できず、他の切符乗車日の1か月前~当日に購入可能です。

早めに予約したい方にはJ-WESTチケットレスは不向きです。

【チケットレス乗車の可・不可】

「チケットレス乗車」というのは、紙の切符を受け取ることなく乗車できるサービスです。

スマホ画面などがきっぷの代わりとなります。

切符を受け取らなくていいので、忙しいときも特急に乗れ、乗車直前にホームで予約することもできます。

このサービスが利用できるのは『J-WESTチケットレス』『eチケットレス特急券』『チケットレス特急券』の3つの切符です。

『eきっぷ』と普通の特急券については、駅での受け取りが必ず必要です。

【予約変更】

予約後に予定がかわり、切符の変更をしたいのはよくあります。

各切符の予約変更についての条件を比較します。

ちなみに、J-WESTチケットレスについては、J-WESTネット会員用とカード会員用(後程解説)で違うため、別々に紹介します。

通常の特急券 1回
eチケットレス特急券 何度でも可能
eきっぷ きっぷ受け取り前は何度でも
受け取り後は1回だけ
J-WESTチケットレス ネット会員用 変更不可
J-WESTチケットレス カード会員用 何度でも可能
チケットレス特急券 何度でも可能

J-WESTチケットレス(ネット会員用)は予約変更ができないので、注意が必要です。

【購入方法】

格安切符はすべて、JR西日本のネット予約サービス『e5489』でのみ発売されています。
J-WEST会員登録ページ
『J-WEST会員』には『ネット会員』と『カード会員』の2種類があります。

ネット会員 年会費無料 誰でもなれる
カード会員 『J-WESTカード』というクレジットカードの作成が必要
年会費自体は無料(カードの年会費は別途必要)

「J-WESTチケットレス」 「eチケットレス特急券」 「eきっぷ」については、J-WESTカード会員のみが利用可能で、「チケットレス特急券」についてはカード会員とネット会員のどちらも利用可能です。

JR特急こうのとり空席情報

空席情報の確認のみの場合は、「JRサイバーステーション」で全国の列車の空席をご確認いただけます。

JRサイバーステーション(空席案内ご利用可能時間:毎日6:00~23:50)

また、各サービスにより空席情報を確認しながらご予約いただくことも可能です。

■e5489「シートマップ(座席表)サービス
※一部の列車・設備はシートマップサービスをご利用になれない場合があります。
※残り座席が少ない場合、この機能をご利用いただけない場合があります。

■エクスプレス予約「座席表(シートマップ)」(乗車区間が東海道・山陽・九州新幹線の場合)
※残り座席が少ない場合、この機能をご利用いただけない場合があります。

■スマートEX「座席表(シートマップ)」(乗車区間が東海道・山陽・九州新幹線の場合)
※残り座席が少ない場合、この機能をご利用いただけない場合があります。